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ずいぶん前になるんですが、こんな商品が近所のスーパーに並んでいました。そう、若乃花もとい、花田勝氏の事業の一環です。
なんでこんなのを買っちゃったのか自分でもわからないんだけど、たぶん「笑っちゃったから」でしょう。食い物として見ていなかったからね。食べるために購入したわけじゃなく、たんに面白いからカゴに入れただけかと。
そんなわけで「ちゃんこ雑炊」にまったく食指が動かず長いこと放置されていたんですが、今朝たまたま食料を切らしていたので、ついに手を出してしまいました。
つい最近、ミュージシャンからプロデューサー業へ転向し一気に転落した有名人のニュースが話題になりましたが、こちらの花田氏もまさにプロデューサー業へ打って出たひとり。上の某有名人(つまり小室哲哉)との最大の違いはあれだけ相撲を嫌っておきながらビジネスとなると「ちゃんこ屋」で勝負をかけてくるという、割り切りのよさでしょうか。横綱の貫禄漂います。こういうところをみせられちゃうと、やっぱり弟はダメだね。ダーティーさが足りない。土俵の外の広い世界では最終的にお兄ちゃんは強いですよ。かます張り手も半端ないです。だって――
こんなおしゃれチックなとこで「Chanko Dining」ですよ。もうね、いかほどかと。相撲部屋とか、相撲取りがなべ囲んでるイメージとか、いっさい関係ないからね。弟に言わせりゃ「これはちゃんこじゃない」ってことになるんでしょうが、「そんなんじゃOLはついてこねぇんだよ! It's business!」と言わんばかりの勝負勘のよさ。一番上の写真なんか見ればわかるけど、これだよ、これが勝ち組の笑顔だよ。儲けたやつ、成功者の笑顔。なんかホリエモンに通ずるものがあります。ヒールというか悪人丸出しというか。
さて、そんな彼が外食産業に飽き足らず、あらたに食料品ビジネスへ参画せんとして打ち出してきたひとつが今回の「ちゃんこ雑炊」です。
なんか急にグレードダウンした気もしますが、あまり突っ込まないように。
もう開封した時点で、パッケージの「調理例」のようにはならないな、ということはなんとなく勘づきましたが。
作り方は非常に簡単です。水を160ccいれてレンジで2分。「調理例」とまったく異なる物体がでてきました。共通点は湯気が上がっていることくらい。
これは、ちゃんこ雑炊・・・ではないよな。
なんか急に弟の気持ちがわかってきた。開発担当者と若様との間でも議論があったと思うね。
担:「これはさすがにちゃんこ雑炊というネーミングじゃマズイですよ」
若:「そうかあ? これじゃダメ?」
担:「世間的なイメージもありますし」
企画会議でも、かなりもめたんじゃないかと思うね。
担:「もうすこし風味や容器も高級感を出していかないと」
若:「うーん、・・・で、希望小売価格いくらなの」
担:「250円でいこ――」
若:「じゃこれでいいよ」
担:「でも・・・」
若:「うるせえ! いいか、250円じゃちゃんこなんて食えねぇんだよ!」
そのときの花田氏の表情がまさに。
そして開発者に一言、「ダロ?」
なんとも恐ろしいハナシです。
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